Runner in the High

技術のことをかくこころみ

Elm

Elmをプロダクトで一年書き続けた感想

この記事はElm Advent Calendar 2019最終日の記事です。 去年末あたりから現職のチームでElmを書き始めたので、大体1年程度はプロダクションでElmのコードを書き続けたことになる。学生時代はRubyとJavaScriptばっかりだったので、関数型プログラミングとか…

Elmに興味があるなら見ておきたいIzumiSyのスライド3選

過去に「NoRedInk*1の筋肉の人」としておなじみリチャード・フェルドマンをフィーチャーする記事を書いたので、今度は自分をフィーチャーしようと思う。 izumisy.work おすすめはやはり一番最後の「jQueryからElmまで」だが、正直このスライドはElmに関する…

関数型プログラミングカンファレンス2019に登壇してElmの話をした

Scala, Haskell, Rust, Elixirあたりの関数型の匂いを感じさせる言語の人たちが、一堂に会してそれぞれのプログラミング言語のあれこれをトークする「関数型プログラミングカンファレンス2019 in Japan」というイベントが新しく爆誕していた。このイベントは…

"Elm Meetup in Summer" を開催して登壇した

elm-jp.connpass.com 前回Elmのミートアップが最後に行われたのは1年以上前で、運営や会場の関係で長らくこのようなElmを愛する者達の交流会は開かれていなかったが、急遽弊社オヒスの大広間(?)を貸してElmエンジニアたちを集めてワイワイしようという運…

Elmを書くなら見ておきたいRichard Feldmanのトーク4選

弊社では「筋肉の人」*1として知られるRichard FeldmanはElmの創造神ことEvan擁するNoRedInkに所属するエンジニア。 Evanが比較的キーノート的なElmの未来やらビジョンを語るトークをする一方で、RichardはどちらかといえばElmをプロダクションで使うにあた…

ElmのSlackチャンネルが情報収集をするのに便利

世界中のElmエンジニアが集まるSlackワークスペースがあり、情報収集をするには非常によい。 あまり日本のElm界隈では知られてないのかな? と思ったのでメモ程度に周知しておく。以下のページからSlackのワークスペースに入れる。基本的に全部の会話が英語…

Elm Europe 2019 にスピーカーとして参加した

Elm

2019/6/27-28にかけて開催されていた Elm Europe 2019 というカンファレンスにスピーカーとして参加した Now on: @sy_izumi recounts the journey of the biggest Elm application in Japan. pic.twitter.com/VG0NQG1Yo3— Elm Europe (@elm_europe) 2019年6…

"初夏のJavaScript祭り2019" にElmのはなしで登壇した

6/1に開催されたJavaScript祭りというイベントに「jQueryからElmまで」というタイトルで15分枠の登壇をした This is my slides on #jsfes https://t.co/6p0mONwZrk— IzumiSy (@sy_izumi) June 1, 2019 内容はjQueryからJavaScriptを触り始めた自分が、Elmを…

2019年現時点でのElmベストプラクティス6選

先日業務で1からElmアプリケーションを作りきったのでそのときの学びをメモっておく。 1. Model / Msg / View のような分割をしない Rails などのフレームワークからきた人がやりがち。 Elm でファイル分割をするのはモジュール単位でのカプセル化をするとき…

Maybeに代えてカスタム型を使う

ElmのMaybeはデータの有無を型で表現できるゆえ非常に便利なものであるが、文脈が失われるため無闇に使い過ぎるとワケがわからなくなる。ケースによっては、カスタム型を使うことによって型でデータの有無を Maybe に代えて表現するほうがよりメンテナブルに…