Runner in the High

技術のことをかくこころみ

"Elm Meetup in Summer" を開催して登壇した

elm-jp.connpass.com

前回Elmのミートアップが最後に行われたのは1年以上前で、運営や会場の関係で長らくこのようなElmを愛する者達の交流会は開かれていなかったが、急遽弊社オヒスの大広間(?)を貸してElmエンジニアたちを集めてワイワイしようという運びとなった。CTOが食事を出す件も快諾してくれ、とても豪華なイベントになったのではないかなと思う。

このイベントに自分は開催前から当日まで大きく関わらせてもらったものの、人がたくさんあつまるイベントをオーガナイズするというのは人生で初めてと言ってもいい経験だった。参加者の方や、登壇者、運営のお手伝いをしてくれた方々には本当に感謝しかない。次回もこのようなミートアップを開催する折には、Elmコミュニティを盛り上げるようなすばらしいイベントにしたいという意気込みがある。

また、当日の盛り上がりはABさんの作ってくれたこのTogetterで見れる togetter.com

コミュニティのメンバ(そもそもメンバという概念はないが)である@y047akaさんがミートアップのためのステッカーを作ってきてくれた。まさかステッカーが作られるとは思ってなかったが、やはりこのような物理のグッズがあるというのはテンションがアガるものだ。

トークについて

自分はElmを最大限学ぶための資料をたくさん紹介する、という体のトークをした。

ちょっとElm界隈に詳しい人なら「そんなの知ってるよ」となってしまうような内容だったかもしれないが、参加者の方からは、少なからず知らないものがあったのでよかったというフィードバックを頂けて、このテーマでよかったなという気持ちになった。

新しい言語を学ぶにあたっては、やはり最初期のオンボーディング体験がすごく重要であると思う。オンボーディングがどのようなものだったかで、主観的な言語へのイメージというのは大きく変わるといってもよい。今回の僕のトークで、Elmに興味のある人たちがより多くのElmリソースに触れるきっかけになれば嬉しい。

なお、登壇資料の中で言及したNoRedInkのリチャードフェルドマンによるカンファレンスでのトークまとめは以下の記事になる。正直、どれも50分程度のキーノートかつ全英語なのでハードルは高いが、電子辞書片手にしても充分に見る価値がある。

izumisy.work

余談

なお、弊社の会場からの眺めが非常に好評でよかった。

晴れた日は夕方とくにキレイで、状況によっては富士山も見える。最高のロケーションだ。

こうして個人的には楽しみな一方で心配も多かったElmミートアップの開催は幕を閉じた。

最初は30-40人程度集まれば充分だな〜と思っていたものが、フタを開けてみると応募の時点で100人超え、当日来場者でも70人ほどの比較的大きなイベントとなった。やはり、同じものが好きな人間同士であつまるイベントというのは楽しいし、イベントを通して様々な学びもあった。

今回のElmミートアップで感じたのは、やはりコミュニティの存在感というのはすごく重要なものであるなということ。Elmのコミュニティには、JavaScriptにはない独特の良さがある。これは自分がelm Europeで感じたのと同じものだし、それを日本でも感じられるというのはすごく幸せなことだ。これからも、少なからずElmという言語、そしてコミュニティに貢献していきたい。そう思えるようなミートアップであった。