Runner in the High

技術のことをかくこころみ

2019年10月のクラウドバンク

去年末からクラウドバンクをやっている。なんだかんだもう1年近く継続してやっているが、正直かなりいいのでいろんな人に勧めている。勧めている手前、自分の実績というのもある程度公開しておくのが筋かなと思うのでブログの記事にしておく。

izumisy-tech.hatenablog.com

まず去年の夏時点での収益レポートを上の過去記事に貼っているので、それと比較して以下にある直近の収益レポートを見ると、継続して分配金が出ていることが分かる。恐るべきは一番右のカラムにある年間利回りのところで、おそらくクラウドバンク側でかなりの案件改善があったのか、去年は平均して2-4%くらいだった利回りがかなり良くなっている。正直6-7%の利回りというのはなかなか探しても見つかるものではない。

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2019年度の投資収益レポート

クラウドバンクの謳い文句は「待つだけ、資産運用」であるが、まさに自分はクラウドバンクに毎月ある程度の金を突っ込んでとにかくほったらかしという感じにしている。それでも毎月頭には必ず分配金が入ってくるので、そのときのワクワクにはなんとも言えないものがある。自分は同時に楽天証券投資信託をやっているが、やはり投資信託や企業株あたりには株価の上下という不確定要素が大きく、それが気になってしまうというマイナスポイントは大きい。人間誰しも理想は「とりあえずほっといたら金が増えて欲しい」という状態であると思うし、それに応える現代の新しい金融商品というのが、まさにクラウドレンディングであると言える。

これだけの利回りがあるのなら、どこかで金を借りてレバレッジをかけてより額を増やしたいという気持ちがあるが、しかしながら新卒二年目の若造が担保もなく300-400万程度の金を借りられそうなところというのは間違いなく怪しいところか、イールドギャップどマイナスな高金利なところしかない。この点では、やはり商品自体をレバレッジの担保として扱うことができる不動産という投資商品に軍配があがる。しかしながら、不動産にしても頭金をどれだけ初期投資で詰めるかによって投資効果が大きく変わる部分があるのと、やはりローンを組むにあたって属性がまだまだ年収的に弱い部分があり、まだまだ雌伏して時の至るを待つ以外にない。

ちなみにではあるがクラウドバンクでは比較的新エネルギー系の投資案件が連続して現れる。とりわけ多いのがやはり太陽光発電である。太陽光発電といえば固定買取価格制度(FIT)の見直しによってかなり売電価格が下がり田舎のガラクタになるのではないか、というざわつきが界隈では話題になったが、クラウドバンクでは会員限定情報としてどのようなスキームで高利回りの太陽光発電案件が生まれているのかを見ることができる。クラウドバンクを使うにしろ、使わないにしろ、こういう情報を知ることができるのは非常に大きなアドバンテージであると思う。