Runner in the High

技術のことをかくこころみ

「チェアdeスクっと」は名前はダサいが気軽にスタンディングデスクを導入できる最強の製品

いわゆるコロナ禍で自分も在宅ワークを余儀なくされているが、やはりなんといっても座りっぱなしで問題になるのは腰。腰がイカれてくる。

Fitbitで歩数を見ても腰が壊れるのは自明で、自分はかなり通勤経路が長めの人間だったということもありこれまでは余裕で10k歩ほどあるけていたものが、ここ最近では歩いてもせいぜい5k程度にしかならない。歩かないとどうなるかというと、それは下半身のとくにハムストリングスが十分に伸びなくなるため腰痛に悩まされる。下半身を動かさない人間はだれでもみな腰痛に苦しむことになる。

これは座っていることがほとんどの原因なので、これを解決するために自分も据え置き型のスタンディングデスクの導入を検討していた。しかし、いかんせん値段が高い上に置くと机のほとんどのスペースをとられてしまう。昇降デスクも部屋狭いので置く場所がない。

というわけで見つけたのが「チェアdeスクっと」という製品。名前がめちゃくちゃダサい。

この製品はハイバックチェアの背もたれの部分に取り付けることで椅子をスタンディングデスクにできるというもの。

これなら机の上に据え置きにする必要もないし、昇降デスクを買う必要もない。

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天板の雰囲気

天板の大きさ的にはMacbook Proの15inchを置いてまあまあいっぱいという程度。

背もたれには以下のようにして固定されている。

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背もたれ部分に引っ掛けて固定されている

天板は角度を変えられるようになっている。

自分は若干傾斜があるのが好きなので、以下のような設置角にしている。

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横から見た雰囲気

固定の仕組みがかなりよくできているので、相当重いものを置かない限り落ちることはない。とはいえ、当たり前だがアームを付けたりディスプレイを置いたりするのは止めたほうがいい。

一つ気になるのは、椅子の背もたれが動くものだとタイピングをしている最中にすこしグラグラすること。しかし、このあたりは使う分には慣れる。

所感

この製品は極めて日本的だと思う。誰かの記事でも読んだが、そもそも日本は部屋が狭い。そういう部屋に住んでいる人たちのための製品だ。

現状、スタンディングデスクを導入するには机の上に据え置くタイプか別に昇降デスクを購入するしかほとんど選択肢がない。しかし、チェアdeスクっとであれば不要なときはどこかにしまっておけばいい。必要なときだけ場所を取らずにスタンディングデスクにできる。

いい製品だと思う。

なお、余談だが正座をやるようにしたらそこそこ腰痛が改善した。

スタンディングデスク+正座を組み合わせれば腰痛フリーになれるだろうか...

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