Runner in the High

技術のことをかくこころみ

iRiver B100 のレビュー


かなり前にiRiverのB100を買った。
いちおう生産は終了したけれど、レビューだけ記事にしておく。

【所感】

  • うしろの部分が若干熱くなる(動画を連続して見ているときなど)
  • トップメニューの反応は若干遅い
  • Ogg Vorbisのファイルにおけるジャケットの読み込みがされない(これはOgg Vorbisに関連する問題で、Ogg Vorbisバイナリデータを格納できない)
  • 動画再生時に最初の数秒がうまく再生されないことがある
  • 一度、外出していたときにフリーズが発生したことがあったが、再起動のスイッチはiPodなどのように特定のボタンを同時押しなどではなく、小さな穴の中にあるボタンなので、再起動のためにはシャーペンなどが常に必要になる。
  • PCとの接続をしたあとなど、充電が十分なはずなのに、電池切れのマーク表示されることがあるが、その際には再起動をすればよし。
  • ジャケット画像はそれぞれ縦横の比率があっているものを使用するのが望ましい。アルバム一覧などのジャケット画像を表示するところでは、縦横比があっていないと、変な黒い線の様なものが表示される。
  • リプレイゲインの機能は搭載されているmp3gainなどを用いればOK
  • エモーションというものがあり、それぞれの楽曲の雰囲気(SUNNY, RELAX, CALM...など)を自分の好きなように登録できる機能がある。だが、なぜか再起動するごとに登録が全てリセットされる
  • シャットダウンモードとスタンバイモードがあるが、スタンバイモードの電力消費がひどいのであまり使わない。しかし、スタンバイモードにしておけばほとんどといっていいほどフリーズをすることがなくなるので、この点はよい。
  • 搭載されているサラウンドシステムはすばらしく、普通の音楽プレーヤーとは違った効果のある音楽を楽しむことができる。しかしながら、この効果を存分に使うには、その楽曲自体の音質やイヤホンの能力なども関わってくるため、そのあたりは自分の好みに合うようにそろえるべき。
  • ロックの画面は画像のなかから自分で設定することができる。
  • メモ機能があり、手書きでメモをすることができる。しかし、なぜか、英語入力の機能を搭載しているにもかかわらず、メモの文章入力はすることができない。
  • 電卓、ファイルブラウザがある。電卓は普通の電卓とかわらず、最高桁数は11桁。ファイルブラウザは、音楽や画像、テキストファイルなど、対応しているもののみ表示可能
  • 録音の音質についてはなかなか良好。可もなく不可もなく。ライブ演奏などを録音すると割れる程度。
 
ほとんどマイナスポイントばっかりみたいに見えるけれど、なんだかんだ言って約二年程度使っていて不便に感じたことは一度もないので、単なる音楽プレーヤー以上の質を求めなければよい製品だと思う。