ここ最近マジでブログを書くモチベーションが消失しているので、その原因を雑に考察してみる。
上の記事を参考にすると、感動が少ないというのは確かにそうだが、それでも業務ではいまだに試行錯誤の連続で、何も得てない/経験していないわけではない。感動もあるにはある。
じゃあ、そこからくる技術的なアレコレをブログに書きたいが... なにが原因なのか。
ハイコンキストなものばかりで書くのが面倒
実際に業務で解決しているものは、ハイコンテキストなものが多くて書く気がおきない。
たとえば、ググってすぐ解決するような課題は、みんなが遭遇しているものでローコンテキストなもの。これは一般化されたイシューだと思っていて、このレベルはとくに試行錯誤しないので感動ゼロ。書くこともない。
それ以外のもの... 「一般的にはそう解決するよね」を各々個別のコンテキストで実行した際に発生する新たなイシューの解決が実際の仕事の大半なのだが、これをいい感じにボカしたコンテキストにして、いい感じの一部始終としてまとめた記事にするのは非常にダルい。あと、こういう個別具体の内容を変にボカして一般化した雰囲気で語ると、大事なディテールが失われてコレジャナイ感が溢れ出てくる。技術カンファレンスの抽象的なトークがおもんない*1のに近い。
こうなってくると、もうClaudeとかChatGPTと話せば出そうな内容だしいっか、みたいになっちゃう。
あと、基本的にやっていることが試行錯誤の連続なので、そのアウトプットをブログとして残すと、それが「これが俺の解だ!」みたいになり、なんか違うな感もある。Spotifyのスクワッド・モデルが実はもう使われてないのに、変に引用されて「最強の開発組織の構成だ!」みたいに言われていたやつに近い。
対外発信のモチベ減
対外発信に対する自分の解釈は「転職とかでちょっと有利になるやつ」くらいのもので、これもモチベが上がらない理由だと思う。
昔は自分の市場価値を上げる的な目的で対外的な発信力を鍛えていくぞ〜というモチベーションがあったが、外からどう見えるかよりも今いる場所でどれだけ評価を積み上げられるかのほうが結局大事じゃね?という気づきがあり、余計にモチベーションがない。
今思えば、新卒2-3年目とかでやってた対外発信の目的は「いつかは転職してもっと給料上げたいし、そのために使える実績作っとこう」みたいな感じだったわけだが、今の自分の結論は「自分が働き続けたいと思える環境に全力でコミットしよう」になっている。
自分のキャリア的にも市場価値的にも、結果的にはこれが一番最短距離だろうと思っている。あと、外からの見え方だけよくて、一緒に働いてる人からは評価が微妙みたいなのシンプルにダサいよなーと思う気持ちもある。
なにをアウトプットするか
こうなってくると、残るアウトプットはなんか適当なTwitterでのつぶやきとか、雑にQiitaに投稿した備忘用コード片みたいなやつしか残らない。これも別に対外評価されたくてやっているわけじゃないのと、じゃあ自分が見るのかと言うとそんなこともなく... 誰かの役に立てば幸いです、くらいの置き物でしかない。たまにググったら自分の記事が引っかかったりするので、そういうときは助かる。
もっと広い目でみると、人生の中で技術以外のことにも興味が出てきた感はある。車とか猫とか、家族のこととか。最近子供も生まれたし。あと、ここ最近は服に興味が出てきてしょうがない。
ここは技術ブログなのでね、ようわからんアパレルの話を書いたり、うちの猫の甘えてる画像を貼るのも違うよなぁという。